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みなさんこんにちは!

経営サポートNO1を目指す高須賀会計事務所です。
本日は「社会保険料の会計処理」についてです。
決算書にいくらの金額が計上されていれば正しいかを説明していきます。

社会保険料概要

社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料)は事業主と従業員がそれぞれ1/2ずつ負担する決まりになっています。
従業員が負担する金額は給与から天引きして会社が預り年金事務所に納付します。

預かりパターン

従業員からの社会保険料を預かる方法は以下の2パターンがあります。実務上は「翌月徴収」が一般的です。
パターン①
当月分を当月の給与から預かる(いわゆる「当月徴収」)
パターン②
当月分を翌月の給与から預かる(いわゆる「翌月徴収」)
例えば、2月分の社会保険料を考えましょう。
パターン①「当月徴収」の場合、2月給与から2月分の社会保険料を預り、3月末に会社負担分とともに納付します。
パターン②「翌月徴収」の場合、3月給与から2月分の社会保険料を預り、3月末に会社負担分とあわせて納付します。

会計処理

従業員から預かった社会保険料は「預り金」として処理します。
会社が負担する社会保険料は「法定福利費」として処理しますが、翌月末に支払うことになりますので、当月分は「未払費用」として費用処理することになります。当然毎月このような処理をする必要はなく決算時だけ「未払費用」を計上する方法でも良いかと思います。

まとめ

以上より決算書に計上すべき「預り金」「未払費用」の残高は次のようになります。

パターン①「当月徴収」
①決算日が平日
・預り金:従業員負担額の1カ月分
(例:2月決算であれば2月給与で2月分を預かり3月まで納付を待つため)
・未払費用:会社負担額の1カ月分
(例:2月決算であれば3月納付の会社負担分を未払費用に計上)
②期末日が休日の場合
・預り金:従業員負担額の2月分
(例:休日だと社会保険料の引落(納付)ができず「預かったままの状態」が更に1カ月分追加される)
・未払費用:会社負担額の2月分
(例:休日だと社会保険料の引落(納付)ができず「未払の状態」が更に1カ月分追加される)

パターン②「翌月徴収」
①期末日が平日
・預り金:なし
(例:2月決算であれば2月給与で1月分を預かり2月中に納付が済んでしまうため)
・未払費用:会社負担額の1月分
(例:2月決算であれば3月納付の会社負担分を未払費用に計上)
②期末日が休日の場合
・預り金:従業員負担額の1月分
(例:休日だと社会保険料の引落(納付)ができず「預かったままの状態」が更に1カ月分追加される)
・未払費用:会社負担額の2月分
(例:休日だと社会保険料の引落(納付)ができず「未払の状態」が更に1カ月分追加される)

以上となります。少し難しいかもしれませんが正確に処理できるようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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高須賀会計事務所
電話:06-6940-4360
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